法律の専門家ではない一般の人々が,法や司法制度,これらの基礎になっている価値を理解し,法的なものの考え方を身に付けるための法教育に関し,中学校で利用できる法教育授業の補助教材を提供しています。
また,法教育授業の実施に当たり,検察官・検察事務官を派遣して協力することもできます。
1.公民的分野の授業で「模擬裁判」をやってみませんか?
【目的】
模擬裁判という疑似体験を通じて,刑事裁判に関わる裁判官,検察官,弁護人の役割を理解し,それぞれの立場によって証拠の価値が異なりうること,また,評議を通じて,自分の意見を言い,自分とは異なる意見を聞き,自分なりの最終結論を出す力を養うことを目的としています。
【内容】
裁判官,検察官,弁護人等の役割を決め,検察庁が作成したシナリオに沿って,模擬裁判を体験していただきます。
2.正しい行動をする意志と勇気を持った子供を育てるために
【目的】
少年が犯罪や非行に及ぶことにより,被害者や自分の家族等に様々な迷惑を掛けることを実感し,自らの行動を第三者的な視点から見ることができるといった工夫を加え,生徒に複眼的思考力を身に付けさせるとともに,正しい行動をする意志と勇気を養うことを目的としています。
【内容】
法律関係者と教育関係者が共同して開発したもので,2人の少年が引き起こした引ったくり事件を題材とした,4時限構成のもので,シナリオに沿って行います。
詳しくは,こちらをご覧ください。