最終更新日:2024年9月17日
裁判員制度とは、国民の中からくじなどで選ばれた裁判員が、一定の重大な刑事事件の裁判に加わり、裁判官と一緒に有罪・無罪や刑の内容を決める制度です。
詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。
国民の皆様の感覚が、裁判の内容に反映されることになります。
その結果、裁判が身近になり、国民の皆様の司法に対する理解と信頼とが深まり、併せて裁判が速くなることや分かりやすくなることが期待されています。
そして、国民の皆様が、自分自身を取り巻く社会について考えることにつながり、より良い社会への第一歩となることも期待されています。
2つの円は「裁判官」と「裁判員」を意味しており、2つの円が交わることで協力し合う姿勢を表しています。
形は「∞」(無限大)を表現しています。
法律を熟知した専門家である裁判官と、一般国民の代表である裁判員が協力し合うことで生じる効果が無限大であることを表しています。
また、裁判員のローマ字表記の頭文字(S)も表しています。
色は、赤みがかった部分は「活発さ、情熱」を表現し、青みがかった部分は「冷静な判断」を表現しています。
原則として
対象事件は
有権者(選挙人名簿) | 選挙権のある人の中から、翌年の裁判員候補者となる人を、毎年くじで選びます。 |
↓ 抽選 | |
裁判員候補者名簿(前年中に通知) | 裁判所ごとに裁判員候補者名簿を作成し、裁判員候補者になった人には前年中にその旨が通知されます。 |
↓ 抽選 | |
事件ごとに裁判員候補者の選定 | 裁判員候補者名簿に載った人の中から、もう1度、くじで、事件ごとに、裁判員候補者が選ばれます。 |
↓ | |
裁判所における選任手続(質問) | 選ばれた裁判員候補者の人に、裁判所に来ていただき、裁判員を選ぶための手続きが行われます。裁判長から、辞退希望がある場合の理由などについて質問されます。 |
↓ 抽選 | |
裁判員選任 | 辞退等が認められた人を除外して、最終的に残った裁判員候補者の中から、くじ等によって、裁判員が選ばれます。 |
広く国民の皆様に参加していただく制度ですので、原則として辞退できないことになっています。
ただし、以下のような方は、裁判所へ申し出をし、そのような事情があると認められた場合には辞退することができます。
「一定のやむを得ない理由」とは
例えば、重い病気・けが、同居の親族の介護・養育、事業に著しい損害が生じるおそれがあること、父母の葬儀などです。秘密
秘密でないこと
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最高裁判所・裁判員ウェブサイトにおいて、平成21年に実際に裁判員として裁判に参加された方のご意見・ご感想を収録した映像をご覧いただくことができます。
裁判員に選ばれたときの気持ちや裁判員裁判に参加したことへのご意見・ご感想のほか、映像をご覧になる方へのメッセージなど、実際に裁判員を経験された方々ならではの「声」を映像でお伝えします。
裁判員裁判の流れについての簡単な説明部分を含む全体で約20分の映像ですが、特にご関心がある部分だけを選択してご覧になることもできるようになっています。
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