裁判員制度とは,国民の皆さんに裁判員として刑事裁判に参加してもらい被告人が有罪か無罪か,有罪の場合,どのような刑にするかを,裁判官と一緒に話し合いながら決めてもらう制度です。
国民の皆さんが裁判に参加することによって,国民の皆さんの視点,感覚が裁判の内容に反映されることになり,その結果,裁判がより身近になり司法に対する理解と信頼が深まり,より良い社会への第一歩となることなどが期待されています。
なお,秋田県の裁判員裁判対象事件は,平成27年に8件,平成28年に6件、平成29年に7件、平成30年に10件、平成31年・令和元年に5件起訴しています。
説明会開催などのお問い合わせは 広報ページをご覧ください。
秋田地方検察庁では,皆さんのご要望に応じて,裁判員制度や検察庁の役割・仕事などについて,職員(検察官・検察事務官)を派遣しての無料の説明会を行っております。
また,検察庁に来ていただき,見学や説明会を行うこともできます。
職場研修,各種サークル活動,地域活動,学校での授業などにご利用ください。
【ご注意ください】
最近,電話で「あなたが裁判員に選任されました。連絡などの必要があるので住所や氏名,家族構成,職業などを教えてください。」などと嘘を言って,個人情報を聞き出そうとする悪質な事案がありました。
検察庁や裁判所から,選任の通知や名簿への登載を,電話で連絡することはありませんし,個人情報をお尋ねすることもありません。
このような連絡があっても,絶対に個人情報を教えることのないよう十分にご注意ください。
また,今後,裁判員の選任などを口実にして,金銭の支払いを求めるといった詐欺事件などの悪質な犯罪が発生するおそれもありますので十分にご注意ください。
裁判員制度に関する不審な電話・メール・郵便物などが送られてきた場合には,最寄りの検察庁にご連絡ください。
連絡先
秋田地方検察庁 企画調査課
018-862-5584(直通)