教員教育

最終更新日:2024年8月9日

法教育とは?

 ホウリス法務省では、自由で公正な社会を支える人材の育成を目指し、「生きるチカラ」を育む法教育の普及に力を入れています。
 検察庁では、その一環として、教職の先生方を対象とした勉強会を毎年夏休みの時期に実施しています。
 近時、成年年齢の引き下げや、若い人たちがインターネット上で犯罪に巻き込まれる事件が増加していることもあり、法教育の重要性はますます高まっています。
 ぜひ多くの先生方に御参加いただけますと幸いです。
 
法務省の法教育のページはこちら

令和6年度の勉強会を開催しました!

 令和6年8月5日、高知地方検察庁において「自分を守る法教育~法律を子どもたちにもっと身近に~」と題して勉強会を開催しました!
 今回の勉強会には、35名の高知県内小・中・高の先生などに参加していただいたほか、講師として、高知少年鑑別所、高知県警察本部、弁護士の方々にも参加していただきました。
 そして、成人の刑事事件、少年事件、少年補導事案の各手続の流れについての説明のほか、犯罪の被害に遭ったときに弁護士の支援が受けられること、特殊詐欺等インターネットの普及により若い人たちが巻き込まれることが多い犯罪等について講演を行いました。
 春野中学校の野川友志教諭からは、インターネット上で起きた出来事などを題材とし、デジタルをどう使うかを考え、ひいては他者への共感や思いやりを育み、法やきまりの持つ意味に気付いてもらうことを目指した同校の授業例を「法教育の学校教育実践~デジタルシティズンシップ教育について考える~」と題して発表していただきました。
 さらに、法教育の実践の一つであるルール作りに関連し、道路交通法の改正も踏まえて、自転車ヘルメットを取り上げての講演も行い、現在城山高校で勤務されている中島侑一教諭から、「みんなでつくれば怖くない!!~ヘルメット着用率100%を目指して~」と題して、生徒、教員、保護者が時間をかけて着実に意識改革を進め、ルールを作って実際にヘルメット着用率100%を達成した室戸高校在職時の取組について発表をしていただきました。
 今回、参加してくださった先生方からは「児童の法意識を高めるための知識を得ることができた」、「今後の指導に活かしやすい内容であった」といった感想のほか「また参加してみたいと思った」、「今後も研修を受けて学んでいきたいと思った」、「もっと先生方に紹介して、たくさんの方に学んでほしいと思う」という感想もいただきました。
 法律が私たちを守るものであり、法律を子どもたちにもっと身近に感じてもらえるよう、来年度以降も充実した勉強会を企画したいと思います。

画像データ1

画像データ2

問い合わせ先

お気軽にお問合せください。
連絡先 高知地方検察庁企画調査課
電話:088-872-9191(内線2623)
〒780-8554 高知市丸ノ内1丁目4番1号 高知法務総合庁舎

Get ADOBE READER

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。リンク先のサイトはAdobe Systems社が運営しています。Adobe Reader ダウンロードページ
※上記プラグインダウンロードのリンク先は2015年3月時点のものです。

高知地方検察庁 管内検察庁の所在地・交通アクセス
〒780-8554 高知市丸ノ内1丁目4番1号 高知法務総合庁舎
電話:088-872-9191(代表)