仙台地方検察庁の沿革史をひもとくと,その始まりは明治9年にまでさかのぼります。
このページでは,仙台地方検察庁の歴史をご紹介します。
年月日 | 仙台地方検察庁の歴史 |
【 宮城県の歴史 】 明治4年 廃藩置県により仙台藩が仙台県となる 明治5年 仙台県が宮城県に改称 明治9年 現在の宮城県の県域が確定 |
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明治9年3月2日 (1876年) |
宮城裁判所の設置(仙台地方検察庁の前身) |
同年4月13日 | 宮城裁判所管内に仙台・石巻・古川の区裁判所の設置 |
同年9月13日 | 宮城裁判所の廃止 宮城上等裁判所,一ノ関裁判所(宮城・岩手両県を管轄)の設置 |
同年11月24日 | 一ノ関裁判所を仙台に移し,仙台裁判所の設置 |
同年12月9日 | 仙台裁判所管内に盛岡支庁及び仙台・石巻・盛岡・磐井の区裁判所の設置 |
明治10年10月24日 (1877年) |
仙台裁判所管内に古川・大河原・宮古の区裁判所の設置 |
明治14年10月6日 (1881年) |
宮城上等裁判所が宮城控訴裁判所に,仙台裁判所が仙台始審裁判所に,仙台,石巻,盛岡,磐井,古川,大河原,宮古の各区裁判所が治安裁判所に,それぞれ改称 |
明治19年5月4日 (1886年) |
宮城控訴裁判所が宮城控訴院に改称 |
【 日本の歴史 】 明治22年2月11日 大日本帝国憲法発布 【 宮城県の歴史 】 同年4月 市制が施行され「仙台市」が誕生 |
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【 検察制度に関する歴史 】 明治23年11月1日 裁判所構成法 の施行 ・裁判所 に 検事局 が附置された(※裁判所の一部局ではない)。 ・現在の検察制度の基本となっている。 |
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明治23年11月1日 (1890年) |
仙台始審裁判所が仙台地方裁判所に,各治安裁判所が区裁判所に,それぞれ改称 登米・気仙沼の区裁判所の設置 |
【 宮城県の歴史 】 昭和20年7月 仙台空襲 【 日本の歴史 】 同年8月 太平洋戦争終戦 |
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【 日本の歴史 】 昭和22年5月3日 日本国憲法の施行 【 検察制度に関する歴史 】 同日 裁判所法 と 検察庁法 の施行(裁判所構成法 の廃止) ・裁判所と検察庁は組織上明確に分離独立した。 |
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昭和22年5月3日 (1947年) |
宮城控訴院検事局が仙台高等検察庁 となる。 仙台地方裁判所検事局が仙台地方検察庁 となる。 |
古川・石巻・大河原・登米・気仙沼の5支部を設置 | |
仙台・大河原・古川・岩出山・築館・石巻・登米・気仙沼・志津川の9区検を設置 | |
昭和29年3月31日 (1954年) |
検察庁法の施行により,検事局が裁判所から分離独立したことに伴い,仙台検察合同庁舎 が新築・ 竣工(旧庁舎) |
昭和63年5月1日 (1988年) |
岩出山・志津川区検の廃止 |
【 宮城県の歴史 】 同月 仙台市が政令指定都市に移行(市制施行100周年) |
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平成元年7月31日 (1989年) |
仙台法務総合庁舎(現庁舎) が竣工 |
【 司法制度に関する歴史 】 平成21(2009)年5月21日 裁判員法の施行 |