平成21年5月21日、国民が刑事裁判に参加する裁判員制度が始まりました!!
このページでは、そもそも、裁判員って何?という疑問や、旭川地検管内で年間に予想される裁判員裁判の件数、人口比での裁判員に選任される確率などをご紹介していきます!!
最終更新日:2023年3月24日
平成21年5月21日、国民が刑事裁判に参加する裁判員制度が始まりました!!
このページでは、そもそも、裁判員って何?という疑問や、旭川地検管内で年間に予想される裁判員裁判の件数、人口比での裁判員に選任される確率などをご紹介していきます!!
裁判員制度とは、国民の皆さんが、裁判官と一緒に刑事裁判を行う制度です。
裁判官とともに、被告人が有罪か無罪か、有罪ならどのような刑が妥当かを判断していただきます。
全員一致が原則ですが、もし意見が分かれた場合には多数決となります。
なお、裁判員裁判には、民事事件は含まれません。
広く、国民の皆さんの感覚を裁判に取り入れたいということが裁判員制度の設立のきっかけになりました。
あなたも、ニュースなどで裁判をみて「刑が軽すぎる!」とか「なぜこの被告人が無罪なんだ!」などと思うことはありませんか?
そういった率直な意見、世間一般の感覚を裁判に反映させることこそが、この制度の一番の目的なのです。
難しい法律知識は必要ありません。
旭川地方検察庁管内では、年間約20件の裁判員裁判が発生することが予想されます。
また、同地検管内における裁判員に選任される可能性のある方は、約61万5,000人(平成22年6月現在)であり、1件あたり6人の方が選任されますので、年間20件とすると120人の方が裁判員として法廷に出席していただくことになります。
ですから、裁判員に選ばれる確率としては、1年間で約5,125人に1人の割合となります。
写真は、法務省及び内閣官房司法制度改革推進室の職員による模擬撮影です。
実際の裁判員が参加する裁判の法廷は、このような形になる予定です。
裁判員の方は、裁判官の両隣に並び、裁判に臨みます。