山上検事正出身の城北小学校から出前教室のご依頼をいただき、6年生約80名を対象に、山上検事正から「将来の夢に向かって~検察官の仕事とは~」と題して、2つの架空事件を題材に、クイズを交えながら検察官の仕事について説明した後、6年生の皆さんに「男は本当に犯人でしょうか?さて、あなたが検事なら、どんな捜査をしますか?警察にどんな捜査をお願いしますか?」などと質問し、グループに分かれて、検察官になったつもりで、捜査に正解はないことを前提に相談し、発表していただきました。
また、「あなたが検事なら、裁判にかけるかどうかを決める時に、どんなことを考えますか?」などと質問し、グループに分かれて、検察官になったつもりで、被害者のこと、犯人のこと、社会のことなどの目線で相談し、発表していただきました。
発表では、DNA鑑定などといった専門用語が出て、知識の豊富さに驚かされましたし、皆さんの自由な発想に良い気付きをいただきました。
最後に、山上検事正から、小学生時代から検事になるまでの経験談、検事を目指した理由などについてお話させていただくとともに、城北小学校の卒業生として、「いろんなことにチャレンジしたり経験することにより、皆さんの可能性が広がります。辛いことや悲しいことは、必ず自分の栄養となり、人の気持ちの分かる人になれます。なりたいと強く願えば、必ずなれます。」などエールを送らさせていただきました。
鳥取地検では、検事や検察事務官の任官者確保に向けて、教室プログラムを積極的に行っておりますので、是非、検察広報官までご連絡ください。