移動教室☆鳥取大学地域学部（2024.7.12）

　本日、裁判員裁判の判決宣告を傍聴した鳥取大学地域学部２、３年生の５名の学生さんを当庁にお招きし、当庁において、福嶋三席検事から裁判のレクチャーをさせていただきました。
　まず、学生さんに判決の感想を伺ったところ、「被害者の気持ちを考えると、量刑が軽いと思った。」などといった感想をいただいた後、福嶋三席検事から、裁判の争点、検察官から観た着目ポイント、裁判所による事実認定や量刑理由等をレクチャーさせていただきました。
　学生さんからは、「裁判員裁判は、一般人が裁判に関わるので、量刑が重くなったりしませんか？」とか、「裁判では被害者の精神的苦痛が重要視されていましたが、裁判官は目に見えない被害に対してどのようして判断するのですか？」などといった鋭い質問が出ており、福嶋三席検事から丁寧にお答えさせていただきました。
　当庁では、教室プログラムのほかにも、皆様のニーズに応じた内容で広報活動を展開しておりますので、是非、当庁検察広報官小林（0857-22-4174）までご連絡ください。